研究分科会|「既設道路橋の当初設計再現に関する研究分科会」 委員公募

委員公募のお知らせ(PDF)

(一社)九州橋梁・構造工学研究会(KABSE)では、標記の研究分科会を設置することとなりました。この研究分科会は区分S(研究テーマ募集型)により設置されたもので、委員は未定です。そこで、この研究分科会活動にご参加いただける方を募集いたします。
1. 名称
既設道路橋の当初設計再現に関する研究分科会
(簡易呼称:「復元設計の友」を作ろう!分科会)

2. 委員構成
主査:山根誠一(株式会社 コスモエンジニアリング)
副査:森田千尋(宮崎大学)
幹事:合田寛基(九州工業大学)
委員:公募による

3. 設立の背景・目的
道路橋の補修・補強においては、既存資料が乏しく復元設計等による諸元、性能の再現が必要となるケースが珍しくない。基準類の変遷等については、種々の文献で整理されているが、細目構造や設計計算事例等について整理されたものはあまり見かけない。そこで、私蔵資料を含めた過去の道路橋設計・施工に関する資料を収集し、基準等を年代ごとに整理の上、設計例や年代推定資料を作成する研究分科会を設置して調査・研究活動を行うこととした。

4. 活動方法
分科会の下に以下に示す4 つのWG を設置し、各WG において資料収集、分析、各年代の特徴等の整理を行う(第1 期)。その結果を基に試設計を行い、各年代の設計例、構造細目例(慣例を含む)を作成する(第2 期)
WG1:鋼橋
WG2:コンクリート橋
WG3:下部工・耐震
WG4:付属物等
<想定している収集資料>
・示方書、指針等の基準類
・標準設計、便覧、設計要領等の公的資料
・関連書籍、カタログ等の参考資料
・実務における設計図書等

5. 活動期間(予定4 年間)
第1 期:平成29 年7 月※~平成31 年3 月の2 年間
第2 期:平成31 年7 月~平成33 年3 月の2 年間(分科会名称は変更になります)
※ 第1 回の研究分科会は7 月下旬を予定しています。

6. 公募の締切日
平成29 年7 月7 日(金)

7. 委員参加における条件
本分科会では、守秘義務のある非公表資料を取り扱うことが予想されており、厳重な情報管理が必要となります。委員にはこの点について十分注意していただく必要があり、参加に当たっては、情報漏えい防止に関する誓約書を提出していただきます。実際の活動に貢献していただける方の参加を期待していますので、情報収集のみを目的とされる方は応募をご遠慮ください(情報提供のみの場合は歓迎です)。また、分科会活動への参加状況が著しく悪い場合には、委員を辞めていただくこともあり得ますので、ご承知おきください。

8. 応募方法
1)氏名、2)年齢、3)所属、4)連絡先(住所、電話番号、FAX 番号、E-mail アドレス)、5)参加を希望されるWG 名と特にご興味のある検討事項、提供可能な資料等について、下記の応募先までE-mail にてお知らせください。応募の際のメール題目は「復元設計の友分科会」とご記入ください。
なお、30 名程度の委員構成(情報提供のみの方を除く)を予定しておりますので、応募者数によっては本委員会に参加頂けない場合もございますので、あらかじめご承知おきください。
応募先
KABSE 事務局
〒810-0004 福岡市中央区渡辺通1-1-1
サンセルコビル6F (株)長大福岡支社内
jim@kabse.com