講習会│道路橋の維持管理のための「続・復元設計の友」を作りました!!


 道路橋の維持管理において復元設計が必要となることがあります。復元設計では、設計元となる資料を十分に把握できないなど困難を伴うことが珍しくありません。そこで、KABSE では2017 年6 月より、既設道路橋の当初設計再現に関する研究分科会」(第1 期)を発足させ、2019 年に構造細目の変遷に着目した「道路橋復元設計の友」を作成し、講習会を開催しました。この研究分科会を引き継いだ「既設道路橋の建設時における設計の再現手法等に関する研究分科会」(第2 期)では、復元設計実施上の諸課題や注意点を探ることを目的として2019 年6 月より活動を行いました。本分科会では、具体的な復元設計の試算を行うことで、設計条件や計算モデルの設定、現在使用可能な計算ソフトを用いることの諸問題、復元設計と原設計の相違についての考察等に取り組みました。
 この度、本研究分科会の活動と成果のご報告を兼ねて、下記の通り、講習会を開催いたします。道路橋の維持管理に大変役立つ内容となっておりますので、皆様奮ってご参加のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(分科会主査:山根 誠一)

●開催日時 令和5年11月29日(水)14:00~16:50
●開催会場 九州大学 西新プラザ 大会議室
●定   員 100名 
●申込締切 11月17日(金)

詳細は下記の案内をご確認いただき、奮って参加いただきますようよろしくお願いいたします。

KABSE復元設計講習会案内

講習会|KABSE 2016 年熊本地震対応特別委員会活動報告会

 2016年に発生した「2016年熊本地震」は最大震度7を観測する大地震でした.KABSEでは,地震発生直後から被害調査や情報収集を始め,「2016年熊本地震対応特別委員会」を設置し,4つのWGで調査・研究活動を行ってきました。3年間の活動を報告書にまとめ,2019年12月には福岡にて活動報告会を開催しました。

 委員会活動の途中,2018年9月には,最大震度7を観測する2018年北海道東部胆振地震が発生し,日本全国どこでも大地震に見舞われる可能性が改めて示されました。KABSEは,北海道土木技術会鋼道路橋研究委員会と対外交流を行ってきた経緯もあり,我々の調査・研究が少しでも役立てていただけるのではないかと考え,大地震に見舞われた北海道の地で2020年前半に「2016年熊本地震対応特別委員会」の活動報告を行う準備を行っていました。しかし,2020年当初から始まった新型コロナウイルス感染症の影響により報告会の開催は延期を余儀なくされました。

 新型コロナウイルス感染症が完全に終焉したわけではありませんが,2021年度末頃から北海道土木技術会鋼道路橋研究委員会と協議を再開し,先方のご尽力により,2022年12月に本報告会を開催することになりました。                (九州大学 梶田  幸秀)

◆プログラム
 主 催:北海道土木技術会 鋼道路研究委員会
 共 催:(一社)九州橋梁・構造工学研究会
 会 場:ホテル札幌ガーデンパレス2 階「孔雀/白鳥②」
 日 時:令和4 年12 月13 日(火)13:00~17:40
 会 費:3000 円(報告書代)


司会:北海道土木技術会 鋼道路研究委員会 振動小委員会 小委員長 宮森保紀(北海道大学)


1.開会挨拶:13:00~13:15
 ・北海道土木技術会 鋼道路研究委員会 委員長 松本高志(北海道大学)
 ・一般社団法人 九州橋梁・構造工学研究会 KABSE 会長 松田泰治(九州大学)
2.「鋼・コンクリート橋・構造物・基礎」の報告13:15~14:50
 ・地震応答解析による被害橋梁の分析 田崎賢治
  (大日本コンサルタント㈱)
 ・変位制限構造と橋台本体に着目した損傷状況に関する検討 梶田幸秀(九州大学)
 ・詳細解析による鋼製支承の損傷状況に関する検討 玉井宏樹(九州大学)
 ・ゴム支承の被災状況整理および被災分析 植田健介(ゴム支承協会)
 ・FEM 解析による大切畑大橋のゴム支承の破壊性状および被災メカニズムの推定
  楠葉貞治(東北大学)
 ・休憩14:50~15:05
3.「基礎・土構造」の報告15:05~16:05
 ・橋梁基礎の被害と分析 梶田幸秀(九州大学)
 ・秋津川における堤防の被害と分析 栃尾健(基礎地盤コンサルタンツ㈱)
 ・道路盛土における路面のうねり被害と分析 栃尾健(基礎地盤コンサルタンツ㈱)
4.「石橋」の報告16:05~16:35
 ・石橋の被災調査と被災要因の検討及び復旧状況 山尾敏孝(熊本大学)
 ・休憩16:35~16:50
5.「地震動および被害状況データベースの構築と分析」の報告16:50~17:30
 ・橋梁の3D デジタルデータの取得,保存と活用方法 岩坪要(熊本高等専門学校)
 ・GIS を用いた橋梁被害情報のデータベース化 岩坪要(熊本高等専門学校)
6.閉会挨拶17:30~17:40
 ・北海道土木技術会 鋼道路研究委員会 副委員長 岡田慎哉
 (北海道開発局 道路建設課)

講習会│「九州における木材の土木利用に関する講習会 2022~外構構造物の新設と保全技術~」開催のご案内

九州橋梁・構造工学研究会(KABSE)は、土木学会西部支部と共催で、財団法人福岡県建設技術情報センターの講習会等助成事業の助成により、以下の講習会を開催いたします。
SDGsにより森林保全と木材利用の機運が高まっています。木材は、構造材としての性能は十分である上、地域に豊富に蓄積されている資源を活用することから地域活性化や環境保全にも貢献できます。このような背景から、土木分野でも木材を活用した事例が増えつつあります。
本講習会では、外構木構造物の新設と保全技術に関する最新事情を全国で活躍する2名の講師《原田 浩司氏(木構造振興株式会社(株))、佐々木 貴信氏(北海道大学大学院教授)》に紹介いただくとともに、研究会メンバーが取り組む新設と保全に関する 2 件の事例を紹介します。多数のみなさまにご聴講いただきますようご案内申し上げます。

名称 九州における木材の土木利用に関する講習会 2022~外構構造物の新設と保全技術~
日時 2022 年 7 月 1 日(金)14:00~17:00
会場 電気ビル共創館カンファレンスルーム C(福岡市中央区渡辺通 2-1-82)
※オンライン受講もできます。
参加費 2,000円
継続教育 土木学会CPDプログラム(JSCE22-0597/2.7単位)

参加申し込みが必要です。詳しくは下記をご覧ください。
https://tbl.tec.fukuoka-u.ac.jp/hashi/wp-content/uploads/2022/05/leaf220701.pdf

よろしくお願いします。

講習会案内

行事・講演会| 令和2年度KABSE特別講演会


R2年度KABSE特別講演会のお知らせです.下記内容およびKABSE会員様宛てにお送りするメールをご確認ください.
「記載内容を更新いたしましたのでご確認ください(11/30)」



令和2年度KABSE特別講演会
(Webオンライン講演会(ライブ配信))

講演題目「H29 年改定道路橋示方書の概要および限界状態の設定に関する考察」
講師:大塚久哲先生(大塚社会基盤研究所,九州大学名誉教授,KABSE元会長)

1.内容
    このたび,九州橋梁・構造⼯学研究会(KABSE)では,KABSE会員を対象に,特別講演会(Webオンライン講演会:ライブ配信)を実施させていただくこととなりました.
    橋梁設計に関する数多くの研究実績を持たれる大塚久哲先生お迎えし,H29 年改定道路橋示方書および限界状態の設定に関してご講演して頂きます.ご多用中のところ恐れ入りますが,今後の研究・実務につなげるためのよい機会になろうかと存じますので,万障お繰り合わせのうえご参加くださるようご案内申し上げます. (「2017年道路橋示方書における限界状態に対しての考察」,橋梁と基礎,Vol.54,pp.41-44,2020.9(大塚久哲先生著))

2.主催共催
主催:⼀般社団法⼈ 九州橋梁・構造⼯学研究会(KABSE)
    (担当:講習会・講演会小委員会)
共催:土木学会西部支部

3.⽇時
2020年12月4日(金)15:00~16:35

4.場所・配信方法
コロナ禍のため,オンライン(ZOOM Webinarを用いたライブ配信)にて開催します.

5.対象
KABSE会員

6.定員
聴講数に上限数がございます.先着順となりますのでお早めにお申し込みください.

7.参加費
無料

8.当日のスケジュール
15:00 講演会 開会(KABSE会長: 九州大学 松田泰治)
15:05~16:15 特別講演         
  講師:大塚 久哲 先生(大塚社会基盤総合研究所)
               (九州大学名誉教授,KABSE元会長)
16:15~16:30 質疑
16:35 閉会(KABSE運営委員長: 宮崎大学 森田千尋)

9.申込方法 [申込締切⽇:11⽉30⽇(月)]
KABSE会員メーリングリストに配信を行います.メールに記載の返信フォームに,必要事項(ご氏名、ご所属、連絡先等)を記入いただき返信ください.折り返し,Webオンライン会議(ZOOM Webinar)のIDおよびパスコードを返信します(メールの件名は変更しないようお願い申し上げます).聴講数に上限がございますので,上限数に達した場合はお断りすることもございます.予めご了承くださいますようお願い申し上げます.

10. 継続教育(CPD)
土木学会継続教育(CPD)プログラム 認定の講習会    
認定番号:JSCE20-0883   単位数:1.5単位    
(土木学会以外の機関へCPD登録を行う会員のみなさまにおかれましては、予め証明方法を所属機関(HPなど)にお問い合わせ頂きますようお願い申し上げます)

(お問い合わせ先)
⼀般社団法⼈ 九州橋梁・構造⼯学研究会 事務局

講演会│道守養成ユニット成果報告会

2/27「令和元年度道守養成ユニット成果報告会(特別講演会)~地方の道をいかに守っていくか~」の御案内

長崎大学大学院工学研究科インフラ長寿命化センターとインフラ維持管理の専門人材「道守」認定者の会「道守養成ユニットの会」は令和元年度の成果報告と特別講演会を開催いたします。
今回の特別講演会では、これまでの維持管理に関する取組みに加えて、国レベルの土木事業の在り方に関する第一人者の提言と地域の建設業の新しい視点からの取組みを紹介いたします。
建設関係者はもとより、広く産業界、経済界の関係者の御来場を期待しています。関心ある皆様の御参加をお待ちしています。

【日 時】2020年2月27日(木) 13:30 ~ 17:30

【会 場】長崎大学文教スカイホール(長崎市文教町1-14)

【主 催】長崎大学大学院工学研究科インフラ長寿命化センター

【共 催】長崎県、(公財)長崎県建設技術研究センター、(一社)長崎県建設業協会、
                   (一社)長崎県測量設計コンサルタンツ協会

【参加費】無料  
     CPDSが必要な場合に証明書発行料として1,000円必要です
     「道守養成ユニットの会」会員の方は、こちらの発行料が無料になります

【主要プログラム】
     (1)道守養成講座と道守養成ユニットの会の2019年度活動報告
      
     (2)特別講演「「公共事業」から「インフラストック」へ-わが国を救う経済と
                            財政の正しい認識-」
     国土学総合研究所長・株式会社オリエンタルコンサルタンツ最高顧問
                                大石 久和氏
     (3)特別講演「小さい土建屋さんと未来土木を創っていくには・・・
                       -良い考えに良い行動をしていく土木が必要な気がする-」
                    株式会社コイシ代表取締役 小原 文男氏

【申込み】募集定員:先着250名 <締め切り 2月25日(火)>
     FAXまたはE-mailで申込みください 
                FAX: 095-819-2879
     E-mail: michimori@ml.nagasaki-u.ac.jp

【問合せ先】長崎大学大学院工学研究科インフラ長寿命化センター
      TEL: 095-819-2880

     2019成果報告会チラシ

 

シンポジウム|第22 回 鋼構造と橋に関するシンポジウム「鋼橋の平成における発展・整備と令和時代に向けての展望」

土木学会鋼構造委員会主催の「鋼構造と橋に関するシンポジウム」が開催されます。

多数のご参加をお待ちしております。

◆令和元年8月5日(月) 福岡会場 (TKP ガーデンシティ博多)

福岡会場 行事コード:259011    略称:福岡22 回鋼構造橋シンポ

開催時刻:10時30分

詳細は、第22回鋼構造と橋に関するシンポジウムプログラム案ver4【HP掲載版】をご確認ください。

技術説明会|SIP北九州地区技術説明会開催のご案内

【北九州地区SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術に関する技術説明会】

  詳細はこちら⇒1018SIP北九州技術説明会

  日時:2018年10月18日(木) 13:00-17:20

  場所:北九州国際会議場 国際会議室(福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目9番30号)

 主催:SIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」九州・山口地域実装支援チーム
        「インフラ維持管理に向けた革新的先端技術の社会実装の研究開発」(研究責任者 松田浩長崎大学教授)

後援:国土交通省九州地方整備局北九州国道事務所,北九州市,インフラ国民メンテナンス会議九州フォーラム, (一社) 建設コンサルタンツ協会 九州支部,(一社)九州橋梁・構造工学研究会

定員:150人

参加費:無料