現在活動中の研究分科会(平成29年度)

参加を希望される方は,各研究分科会へ直接お申し込みください.


継続1 石橋の設計・施工及び維持管理に関する研究分科会
内 容  本研究分科会では,今までの研究成果を通して,日本版の石橋の設計ガイドラインの作成および健全度評価手法を含む維持管理のガイドラインの作成を行ってきた.そこで,設計ガイドラインの内容充実と制度向上を目指して,スパンが30m以下の実石橋を設計して提案し,架設工法を検討する.これらの結果と同じスパンの鋼橋やPC橋と比較を通して,石橋の可能性を検討することを目的とする.また,維持管理のガイドラインについても実石橋に適用し,さらに桁橋についても取り入れる.
分科会役員 主査:山尾 敏孝(熊本大学)
副査:筒井 光男(建設プロジェクトセンター)
幹事:浅井 光輝(九州大学),尾上 一哉(尾上建設),中村 秀樹(建設プロジェクトセンター)
区分 A
活動予定期間 2年(2年目)
連絡先 山尾 敏孝(熊本大学/tyamao @ kumamoto-u.ac.jp)

継続2 「無人航空機(UAV)」の利活用に関する分科会
内 容  航空法の改正により,無人航空機(UAV)の活用に関する情報共有が重要性を増している.橋梁など生活インフラの維持管理におけるUAVの撮影・計測などの有効性は広く知られたが,運用技術に加え国土交通省への飛行申請など,産・官・学の恒任を超えた智の連携が必要となる.分科会では年4回程度の勉強会にて,講演・意見交換会を行う.テーマとして,1.航空法の改正による飛行申請の現状と注意点,2.撮影・計測と機体選定,3.飛行中のヒヤリ・ハット,4.機体メンテナンスと飛行申請を計画する.
 分科会申請に先立ち,産業界を中心とした本申請テーマの勉強会をH27年12月より2回開催した.KABSE研究分科会として官・学の参加を募り,九州でのインフラ整備技術向上に努める所存である.
分科会役員 主査:水井 雅彦(九州共立大学)
副査:角 和樹(兜x士建)
幹事:湯前 裕介(潟zットプロシード)
区分 A
活動予定期間 2年(2年目)
連絡先 水井雅彦(九州共立大学/mizui @ kyukyo-u.ac.jp)

継続3 50年を経た離島架橋の今後を考える研究分科会
内 容  1960年代に供用が開始された離島架橋は,いよいよ50年を迎える.離島架橋は日本国内でも長大橋架設に先駆けた重要な橋梁群と言える.今後,我が国では,多くの橋梁が50年以上の供用期間を迎えることになる.従って,我らが抱える道路橋の維持管理を考える上でも,本橋梁群のこれまでの歴史を見つめ直し,今後,どのような課題が存在するかをまとめることは,50年という区切りを考えても極めて重要である.本分科会では,これまでの50年間の維持管理を見つめ直し,これからの50年,あるいは,それ以上を維持するために重要な事項をまとめる.
分科会役員 主査:戸塚 誠司(熊本県住宅供給公社・道路公社)
副査:岩坪 要(熊本高専)
幹事:葛西 昭(熊本大学)
区分 A
活動予定期間 2年(2年目)/平成28年度休止
連絡先 葛西昭(熊本大学/kasai @ kumamoto-u.ac.jp)

新規1 既設トンネルの効果的補修補強工法に関する研究分科会
内 容  近年,老朽化の進行による健全度と安全性が低下するトンネルが増え,その補修補強対策としては,内巻きや炭素繊維シート,FRPグリッド,鋼板等様々な内面補修補強工法が適用されているが,各々の適用条件や補強効果が必ずしも明確になっていないのが現状である.本研究分科会は,実務においてよく用いられている各種内面補強工の効果評価と適用条件を明らかにするとともに,トンネル覆工の変状メカニズムに応じた効果的補強工法の選定基準を検討し,合理的な補修補強工法の設計指標を確立することを目的とする.
分科会役員 主査:蒋 宇静(長崎大学)
副査:竹内 一博(インフラネット)
幹事:米田 裕樹・宇都宮 隆(協同エンジニアリング)
区分 A
活動予定期間 2年(1年目)
連絡先 米田裕樹(協同エンジニアリング/yoneda @ kyodo-cec.co.jp)

新規2 既設道路橋の当初設計再現に関する研究分科会
内 容  道路橋の補修・補強においては,既存資料が乏しく復元設計等による諸元,性能の再現が必要となるケースが珍しくない.基準類の変遷等については,種々の文献で整理されているが,細目構造や設計計算事例等について整理されたものは,あまり見かけない.そこで,私蔵資料を含めた過去の道路橋設計・施工に関する資料を収集し,基準と年代ごとに整理の上,設計例等を作成することを目的とする.
 具体的な活動としては,シニアメンバーが資料を提出し,ベテラン・中堅メンバーがそれらを分析,設計条件を設定して中堅・若手メンバー中心で設計例を作る.若手以外も,未経験年代についてトライする.それらを元に,外観からの年第推定が可能となるように各年代の特徴(細目)や慣例を整理してまとめる.
 資料収集の成否が成果の質に大きく影響するため,資料収集に1年,内容分析に1年を費やし,2年後に例えば「既設道路橋の当初設計再現資料作成に関する研究分科会」等の研究分科会に成果を引き継ぐ.
分科会役員 主査:山根 誠一(コスモエンジニアリング)
副査:森田 千尋(宮崎大学)
幹事:合田 寛基(九州工業大学)
区分 S
活動予定期間 2年(1年目)
連絡先 山根誠一(コスモエンジニアリング/yamane @ cosmoengi.co.jp)

新規3 土木分野への木材利用における設計・施工事例の収集に関する研究分科会
内 容  KABSEでは,これまで木橋と木材利用に関する研究分科会が活動を続けてきた.これは,九州という木材利用先進地ではあるものの,土木分野としては特異な動きであり,他地域からも先駆事例として評価されている.委員にも土木技術者のみならず木材利用の研究者,実務者までが参画しており,包括的な取り組みを行うことができている.その成果として木材利用の基礎知識を取りまとめた成果資料を取りまとめ,7月に講習会を開催する予定である.
 これまでの力が及ばず,土木分野における木材利用が画期的に進んだとは言えない状況ではあるが,その取り組みは確実に進歩してきており,国内情勢から今後も期待できる状況にある.また委員にも,この活動を継続したいという希望が強い.そこで,今回新たに研究分科会の設置を申請する次第である.
 この研究分科会では,土木分野への木材利用における木材利用の事例について,設計・施工のデータを収集する.これにより,木材利用が推進される環境の醸成に寄与することを目的とする.
分科会役員 主査:渡辺 浩(福岡大学)
副査:藤本 登留(九州大学大学院農学研究院)
幹事:竹下 孝一郎((株)長大)・森竹 巧(中央コンサルタンツ)
区分 A
活動予定期間 2年(1年目)
連絡先 渡辺浩(福岡大学/mag @ fukuoka-u.ac.jp)

新規4 各種補修工法に関する技術的課題の抽出及びその解決に向けた研究分科会
内 容  本分科会では,既設橋梁(特にRC橋やPC橋)の各種補修工法における技術的課題を材料選定・設計・施工・積算など多角的な観点で抽出・整理し,さらに,それらの課題に対する解決方法を学術・実務の両面から検討することを目的としている.これらの目的を達成するために,補修業務に携わっている様々な職種の方を委員とし,それぞれの立場での意見を整理することで,今後,合理的な補修工法の開発や補修業務のあり方に関する基礎資料を得ることとする.
分科会役員 主査:玉井 宏樹(九州大学)
副査:朝隈 竜也(潟Iリエンタルコンサルタンツ)
幹事:櫨原 弘貴(福岡大学)
区分 B
活動予定期間 1年
連絡先 玉井 宏樹(九州大学/tamai @ doc.kyushu-u.ac.jp)

新規5 インフラ維持管理・更新・マネジメントに関する新技術の社会実装支援に関する研究分科会
内 容  インフラの効率的な維持管理・更新・マネジメントを達成するには,ICRTを含めた幅広い先端技術分野との連携,現場適応を踏まえた技術のアレンジメント,エンドユーザー用技術仕様,技術を的確に運用するための技術経営的視点,開発技術の持続的支援体制が重要である.本研究分科会では,これまでに研究開発されてきた新技術を評価し,特に九州・山口地域の地方自治体が管理する公共土木インフラの維持管理・更新・マネジメントにおいてそれらの新技術を社会実装する上での課題と解決策について検討するとともに,さらに,新技術の地域実装を図るための仕組みについて検討する.
分科会役員 主査:松田浩(長崎大学)
副査:中村聖三(長崎大学)・貝沼重信(九州大学)
幹事:山口浩平(長崎大学)・葛西昭(熊本大学)・合田寛基(九州工業大学)・佐川康貴(九州大学)
区分 A
活動予定期間 2年(1年目)
連絡先 松田浩(長崎大学/matsuda @ nagasaki-u.ac.jp)

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