寿橋は、福岡県うきは市に位置し、筑後川の大石分水路に架かる主要地方道八女香春線の橋梁です。
主要地方道八女香春線は、筑後地域の八女市を起点とし、うきは市と朝倉市を経て、筑豊地域の田川郡香春町を結ぶ重要な幹線道路となっています。
なかでも寿橋は観光地である筑後川温泉の玄関口として、重要な役割を果たしていますが、旧橋は架設から約80年が経過し老朽化が進んでおり、また、幅員が狭く大型車の通行に支障を来していたため、架け替え整備を行い平成27年2月に新橋を供用しました。
新橋は橋長131.0m、上部構造はPC4径間連続場所打ち中空床版橋、下部構造は逆T式橋台及び張出式橋脚となっています。
通常時は、水が流れていない分水路であり、桁下の施工ヤードが確保できるため、上部工は固定支保工架設により施工を行いました。
橋梁概要
路線名 | 主要地方道八女香春線 |
所在地 | 福岡県うきは市浮羽町古川 |
橋長 | 131.0m |
構造形式 | PC4径間連続場所打ち中空床版橋 |
設計荷重 | B活荷重 |
支間長 | 33.0m |