新砂津大橋

 一般国道199号は、福岡県北九州市門司区を起点として若戸大橋にて洞海湾を渡り、八幡西区に至る北九州市の東西を結ぶ重要な幹線道路です。

 当該路線は約37,000台/日と交通量が多く、北九州市の中心市街地である小倉駅付近において幅員が狭く車線数が減少し、線形とも相まってボトルネックの状態になっており慢性的な渋滞や交通事故が発生していました。

 これらの改善を図り、安全で円滑な交通の確保を目的として平成20年度から小倉北区の浅野二丁目から末広一丁目までの約670m区間においてバイパス化に着手し、令和2年3月に完成・供用開始しました。

 新砂津大橋は本バイパス区間に流れる2級河川砂津川を渡河する新設橋梁で、橋長は70.2m、上部工は2径間連続鋼床版鈑桁であり、トラッククレーンによる架設工法を採用しました。

※写真提供:北九州市

橋梁概要

路線名一般国道199号(砂津バイパス)
所在地福岡県北九州市小倉北区浅野二丁目
橋長70.2m
構造形式2径間連続鋼床版鈑桁橋
設計荷重B活荷重
支間長最大37.2m

所在地

※九州橋梁・構造工学研究会会報 第12号発行時(令和3年3月)の情報です。