諫早IC橋

 一般県道諫早外環状線は、諫早市北部の破籠井町の国道34号を起点に諫早市街地の東側から南側を環状し、長崎自動車道の諫早ICへと接続する道路です。

 このうち、「諫早インター工区」は諫早市街地の交通混雑緩和だけでなく、島原半島地域と県央地域とを連結する地域高規格道路「島原道路」の一部を担っており、両地域間の所要時間の短縮、交流促進と連携強化に寄与するものです。

 当橋梁は供用中の諫早ICに接続し、かつ長崎自動車道や国道34号、JR長崎本線の上空を架橋するため、各管理者との調整及び工程管理に力を尽くしました。 

 また、高速道路や国道の上空を架設する際は夜間通行止めを行い、それぞれ1日で架設を行うなど、安全に配慮しかつ地域への影響が最小限となるよう上部工架設を行いました。

※写真提供:長崎県

橋梁概要

路線名一般県道諫早外環状線
所在地長崎県諫早市貝津町
橋長(合流橋)150.6m
(分離橋)ON橋 197.4m、OFF橋189.1m
構造形式(合流橋)鋼4径間連続非合成箱桁橋
(分離橋)ON橋 鋼5径間連続非合成箱桁
     OFF橋(AF1-PF1) 鋼単純非合成箱桁橋
     OFF橋(PF1-PF2) 単純充実合成床版桁
     OFF橋(PF2-P6) 鋼3径間連続非合成箱桁
設計荷重B活荷重
支間長(合流橋)最大50.3m
(分離橋)ON橋(AN1-PN1)最大51.0m
     OFF橋(AF1-PF1) 最大60.35m

所在地

※九州橋梁・構造工学研究会会報 第11号発行時(平成31年3月)の情報です。