有帆川大橋は、地域高規格道路「山口宇部小野田連絡道路」延長約40kmの一部を構成する小野田湾岸道路(県道妻崎開作小野田線)のうち有帆川を渡る橋長478mの橋梁です。小野田湾岸道路(県道妻崎開作小野田線)は、重要港湾小野田港、山陽自動車道小野田インターチェンジ等の広域交通拠点へのアクセス性向上や宇部・山陽小野田地域の連携強化、旧小野田市街地内の慢性的な交通渋滞の緩和等を目的に整備を進めてきたものです。有帆川大橋の上部工はPC5径間連続箱桁橋、下部工は鋼管矢板基礎張出式橋脚となっています。各橋脚に至る仮桟橋を設置したうえで、下部工を施工し、上部工は、橋脚頭部より移動作業車を用いた場所打ち張り出し架設工法で施工を行いました。
橋梁概要
路線名 | 小野田湾岸道路(県道妻崎開作小野田線) |
所在地 | 山口県山陽小野田市大字小野田~大字東高泊 |
橋長 | 478m |
構造形式 | PC5径間連続箱桁橋 |
設計荷重 | B活荷重 |
支間長 | 68.65m+3@113m+68.65m |