佐賀大橋は、福岡県筑紫郡那珂川町と佐賀県神埼郡吉野ヶ里町の県境に位置する、一般国道385号の橋梁です。一般国道385号は、福岡県柳川市を起点として、久留米市、佐賀県神埼市などを経由して福岡市に至る幹線道路となっています。本橋は、福岡都市圏の水道用水の確保、洪水調節及び異常渇水時の緊急補給などを目的とした五ヶ山ダムの建設に伴い、一部水没する国道385号の付け替えのため、平成20年度からダム貯水部を跨ぐ橋梁工事に着手し、平成24年度に供用しました。佐賀大橋は橋長338.0m、上部構造は鋼6径間連続箱桁橋、下部構造は張出式橋脚及び逆T式橋台となっています。基礎構造は、橋脚部に直接基礎、橋台部には深礎杭を採用しています。上部工架設はクレーンベント工法により施工しました。
橋梁概要
路線名 | 一般国道385号 |
所在地 | 福岡県筑紫郡那珂川町~佐賀県神埼郡吉野ヶ里町 |
橋長 | 338.0m |
構造形式 | 鋼6径間連続箱桁橋 |
設計荷重 | B活荷重 |
支間長 | 45.0+55.0+65.0×2+60.0+48.0m |