平佐麓橋

 主要地方道川内郡山線は、薩摩川内市鳥追町を起点とする鹿児島市郡山町に至る延長約29kmの幹線路線で、地域の生活・経済・観光を支えています。

 薩摩川内市宮崎町での朝夕の慢性的な渋滞や、川内原子力発電所有事の際は避難道路として交通が集中することも予想されることから、渋滞解消及び災害発生時の緊急避難・救急活動のルートとしての機能を確保するためバイパス整備を進めているところです。

 平佐麓橋は橋長35.9mで平佐川を渡河する橋梁であり、起点側に交差点が近接していることから河川条件を満足しつつ、交差点部の道路高への影響を少なくするため桁高の低い鋼単純鋼床版鈑桁橋が採用されています。

 橋梁名の平佐麓橋は地元自治体と協議し、平佐西地区の平佐麓自治会内に新設されたことから選定されています。また、橋名板については地元在住の書道家によって書かれたものです。

 平佐麓橋が末永く愛着を持ってご利用していただけるよう残る交差点改良工事を進め、一日も早い供用を目指しています。

※写真提供:鹿児島県

橋梁概要

路線名主要地方道 川内郡山線
所在地鹿児島県薩摩川内市宮崎町
橋長35.9m
構造形式鋼単純鋼床版鈑桁橋
設計荷重B活荷重
支間長最大34.9m

所在地