野田高架橋

 一般県道奥ノ平時津線(時津工区)は長崎市と佐世保市を1時間以内で結ぶ高規格道路「西彼杵道路」の一部区間であり、並行する一般国道206号の交通渋滞及び交通事故が多発していることから渋滞緩和を図ることで物流機能強化や交通事故減少などが期待されています。

 「野田高架橋」は、橋長190.0m、幅員7.0(12.0)m、最大支間長89.0mのPC3径間ラーメン箱桁橋です。

 本橋の張出架設工法による架設にあたっては、縦断勾配が床板上で6%と大きく張出架設時に架設機の左右のバランスが崩れ、逸走や脱線等が生じる恐れがあったことから、架設機に調整レールを増設することにより安全な施工に努めました。

 本橋については令和4年10月末に床板工まで完了しており、現在開通に向けて橋面の施工を進めています。引き続き、本工区の令和4年度の供用に向けて周辺の道路整備を進めていきます。

※写真提供:長崎県

橋梁概要

路線名一般県道奥ノ平時津線(時津工区)
所在地長崎県西彼杵郡時津町野田郷
橋長190.0m
構造形式PC3径間ラーメン箱桁橋
設計荷重B活荷重
支間長最大89.0m

所在地